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CMSで作るホームページの注意点

CMSはプログラムの制御によって、自動的(以下動的)にホームページを作り上げるシステムです。

ホームページは本来、HTMLと言った簡易言語を利用して制作されております。

HTMLは簡易言語と言え、言語である以上習得が困難です。

 

CMSでは、デザインとコンテンツ(記事の内容)を切り分け、それぞれを別のデータとして保存するため利用者はコンテンツ制作に注力することが可能です。※自動的にホームページへの翻訳作業を行ってくれるのがCMSです。

但し、そのCMSは完全なプログラムで制御されていることを忘れないで下さい。

 

単にCMSと言っても多くの種類があり、それぞれのCMSには特徴がございます。

車で例えるなら、

  • BaserCMS・・・クラウン(中高級車)「高機能・国産の安心感」
  • ワードプレス(WordPress)・・・外国製のカローラ(一般大衆車)「価格が手頃で改造が容易。パーツが豊富」
  • ムーバブルタイプ(Movable Type)・・・ベンツ(高級車)「価格が高価だが丈夫で安心。パーツが豊富」

弊社で取り扱っている、主要なCMS3点でもこのように異なります。

 

そして一番の問題が、CMSは導入しただけでは車と違いすぐに使えない点です。

この点では、市販のゲーム機に似ていると思います。

購入したゲーム機にはソフトウェアが入っていません。機械だけでは何もできないのです。

※パソコンの基本ソフトウェアであるOS(WindowsやMac)に近いと言ってもよいでしょう。

CMS制作の流れとしては、「サーバーへの導入 → カスタマイズ → 検証 → デザイン → 納品」となります。

そしてカスタマイズ部分は、HTMLとは異なり簡易言語では無く、更に高度な言語によるプログラミングが必要になります。

 

では、「CMSなんてブログなんだから基本は無料では無いの?」と言った疑問が湧きませんか?

アメーバやヤフー、FC2ブログなど、世界中には数多くの無料で利用できるブログがあります。

しかし、その多くは商用の利用を認めていないだけでなく、運営事業者がその無料サービス提供のための広告が表示されてしまいます。

※無料利用できるブログの多くは広告収入によって運営されています。

アメーバブログなど、商用利用するためには月額数十万円から数百万円の利用料金が必要となります。

これでは、大手企業を除き中小の事業者では利用することすら困難であることが理解いただけることと思います。

しかも、大手ブログの本体制作費は、なんと「数億円〜数十億円」と桁が異なります。

 

そこで登場するのが、オープンソースCMSで作るホームページ制作ですが各CMSには向き不向きがあります。

カローラにフェラーリのエンジンを積む事はできませんよね。

このように、カスタマイズと言えども困難な事も出てきます。

CMS本体がプログラムである以上、厳密にはどのような動作をさせる事も可能です。

但し、カスタマイズ(機能の追加)= コストアップ につながることを理解ください。

そして、プログラムは仕様を決めない限り制作はできません。※仕様とは動作する手順や内容を決めたもの。

安易に考え「制作をお願いします。」→「思っていたのと違うので変更してください。」と言った事はできないのです。

IT業界が常に高収入ランキングに入っていることは周知の事実と思いますが、IT業界すなわちプログラムの世界は非常に高度な専門知識が必要です。

医者や弁護士同様、高度専門知識を有するからこそ高収入であるのです。

 

「こんなの簡単だからこのように作って」と言う依頼が良くありますが、簡単であれば依頼者本人が制作すれば良いことであり、制作会社へ依頼する必要すらございません。

簡単に思えることであっても、CMSの基本性能やカスタマイズ性によって、その事柄が簡単であるかどうかプログラムを知らない人間には到底理解できるはずがありません。

「客だから、客の要望に応えるのは当たり前だ」と思われる方は、決して制作会社への依頼はご遠慮ください。

※弊社では《高圧的、独自理論、客意識》が強い方や事業者はお断りいたします。業界にとっても単なるクレーマーでしかありませんので自己で学習し自己制作して下さい。

 

CMSによるホームページ制作の相場は、【最低でも20万円〜上限無し】と思っていただいて問題ありません。

いくら低価格になったとは言え、プログラムが必要とされるCMSを低価格で提供するためには皆様のご理解とお互いが歩み寄る姿勢が大切です。

 

弊社では、低価格でご提供する上で、お任せプラン(業界最安値の98,000円〜)をご用意しております。

ただし、制作のほとんどがお任せとなりますので、詳細なデザインやページ数の制限・制作時間制限など、当然すべてのご要望に対応できない部分もございます。

導入においては初期投資を抑えて、その後のリニューアル費に充当すると言うお考えでご検討いただければ幸いです。

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